
『嬉しい』って英語でどうやって表現すればいいの??
“happy”以外にも『嬉しい』を表現することができるフレーズはあるのかな??

実は、ネイティブは『嬉しい』を表現する際には、”嬉しさの度合”や”状況”において表現を使い分けているんですよ!!
この記事を読むメリット
- 『嬉しい』を”happy以外”の英語フレーズを使って表現できるようになる!
- “嬉しさの度合い”や”状況”に合わせて表現を正確に使い分けられるようになる!!
- ネイティブが使う表現のみを厳選!!あなたの会話力を確実にUPさせることができる!!!
この記事はフィリピン、カナダと留学を経験し、現オーストラリア在住の海外経験豊富な筆者が書きました!!

オーストラリア生活を通して、ネイティブが日常的に使うフレーズのみを厳選して紹介しています。どのフレーズも今日からすぐ使えるものばかりですよ!!
『嬉しい』英語で【”happy以外”の喜びを表すフレーズ”10選”】
【glad】嬉しさ”小”【delighted】嬉しさ”中”【thrilled】嬉しさ”大”【ecstatic】嬉しさ”最大”
まずは、”glad/delighted/thrilled/ecstatic”の使い分け方から。これらは、『嬉しさの度合い』に応じて使い分けることができます。
最も喜び度合いが小さいのは”glad”その次が”delighted”さらに、次は”thrilled”最も強く喜びを表現できるのが”ecstatic”です。

glad⇒delighted⇒thrilled⇒ecstaticの順に嬉しさ度合いは強くなっていくという訳ですね。
I’m glad that you came.
あなたが来てくれて嬉しく思います。
I was delighted by your news
そのニュースを聞いて結構嬉しくなりました。
I was thrilled that so many people turned up to the party.
パーティーに大勢の人が来てくれたので、かなり嬉しかった。
He was ecstatic when he heard that he was going to be a father.
父親になると知った時、彼は最高に嬉しい気持ちになった。
【be over the moon】飛び上がるほど嬉しい
『月(=moon)』を『飛び超えてしまう(=over)』ぐらい、強い嬉しさや幸せを感じている様子を表すことができるフレーズ。

ネイティブの会話の中でも、非常によく使われる表現なのでしっかり覚えておきましょう。
Jonathan got engaged today and he is over the moon.
ジョナサンは今日、婚約して、飛び上がるほど嬉しさを感じている。
【be (as) pleased as Punch】大喜び・大満足!!
“Punch”とは”殴る”という意味ではなく、イギリスの人形劇『Punch and Judy』の登場人物”Punch”が由来だと言われています。
”Punch”は残忍な性格で、いつも悪行三昧の日々。自分が悪事を働くたびに”喜び”を感じていたよう。その様子から転じて『自分の行いや達成に大喜びする』様子を表すようになりました。
現在では、語源のようなネガティブなニュアンスはなく、ポジティブな意味で ”嬉しさ・喜び” を表現することができるフレーズとして使われています。
He was as pleased as Punch about the news.
彼は、そのニュースに大喜びした。
【grin from ear to ear】満面の笑みを浮かべて喜ぶ
こちらのフレーズの直訳は、『耳から耳へ(=ear to ear)にっこりと笑う(=grin)』
そこから、『耳まで届きそうなぐらい口元を大きく開けて笑顔を作っている様子』を表すようになり、満面の笑顔で嬉しさや喜びを表現する際に使われるようになりました。
On hearing the good news, Jean grinned from ear to ear.
良いニュースを聞いて、ジェーンは満面の笑みを浮かべて喜んだ。
【be tickled pink】嬉しくてたまらない
嬉しさと共に、興奮している様子も表すことができる英語フレーズ。
“tickle”とは『くすぐったくて”我慢できない”』という意味。”pink”はここでは、顔色を表します。英語圏では嬉しい時や幸せな時は顔がピンクになると考えているようです。
このフレーズを直訳すると『顔色がピンクになるのを、我慢できない』という意味。そこから、『嬉しさや、喜びを我慢できない様子』を表現する際に使われるようになりました。
I was tickled pink to see her.
彼女に会えて嬉しくてたまらなかったよ。
【on top of the world】最高に幸せ
『on top of』は、『コントロールする』という意味をもつイディオム。
まるで世界を支配して、コントロールしているかのような”最高の気分”を感じている際に表現することができるフレーズです。
He was feeling on top of the world after winning the tennis tournament.
彼は、テニストーナメントで優勝して最高の幸せを感じていた
【be on cloud nine】有頂天・天にも上りそうな気持ち
雲の中を駆け抜けてしまうぐらい、強い喜びや嬉しさに包まれている状態を表すことができるフレーズ。
語源にはさまざまな諸説がありますが、アメリカ観測史上最大の雲が”cloud 9″と名付けられ、その雲の上はきっと天国のような景色が広がっているだろうという想像したことから、現在の意味になったと言われています。

“walk/float on air”という同じ意味の表現もあるので、一緒に覚えておきましょう。
“Was Ellen pleased about getting that job?” “Pleased? She was on cloud nine!“
“エレンは就職できたことに結構喜んでたの?”-“結構?彼女は有頂天だったよ!!“
【have a whale of a time】最高の時間!!
パーティーやイベントなどで、楽しく有意義な時間を過ごし、喜びを感じている際に使うことができるフレーズ。
“a whole”とは『クジラ』のこと。英語圏では”大きいもの”=”質の高いもの”という意味に派生することが多く、”a whale of a time”は”最高の時間”という意味になります。
そこから、このフレーズは、『素晴らしく最高の時間を過ごした』を意味する場合に使われるようになりました。
We had a whale of a time at the party.
あのパーティは最高だったなぁ
【be glad to see the back of~】~がなくなってせいせいする
物事や人間関係における問題が解決して、嬉しさや喜びを感じる場合に使うことができるフレーズ。
“back”とは『背中』のこと。つまりこのフレーズは『好ましくない人や物事が背中を向けて去っていく状況が嬉しい』という意味です。

難しい問題が解決した場合や、苦手な上司やお客さんなどと二度と会わなくてよくなった場合などに使うことができますよ。
The hotel staff were glad to see the back of such a difficult guest.
ホテルのスタッフはややこしいお客さんがいなくなってせいせいしていた。
【be buzzing】めっちゃ嬉しい(スラング)
嬉しさ・喜びを表すことができるスラング表現。

イギリス英語で使われるスラングなので、アメリカ英語圏内では通じない可能性があります。
The singer confirmed that he and his girlfriend were expecting a boy and said, “I’m buzzing!”
その歌手は、彼女との間に子供ができたことを知って『めっちゃ嬉しい!!』と叫んだ。
【まとめ】”嬉しい気持ち”を英語で表現してみよう!!
今回は『嬉しい』を表現することができる”happy”以外の英語フレーズを紹介してきました。
ぜひ、嬉しい気持ちになった時には、今回学んだフレーズを使ってあなたの”嬉しさ”や”喜び”を表現してみてくださいね!!

”嬉しい”以外の『怒る・悲しい・楽しい』などの”喜怒哀楽”を表す表現は、下記でまとめています!!
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