
形容詞の「~ed」「~ing」の使い分けがよくわからないなぁ。
『退屈している』と表現するためには “bored”か”boring” どちらを使えばよいのかな??

「-ed」は”感情”や”状態”・「-ing」は内容や性質の”説明” を表しています。
ここでは、それぞれの違いを理解して、すぐ使いこなせるようになるために、詳しく解説していますよ。
この記事を読むメリット
- 形容詞「~ed」と「~ing」の違いについて理解できる!!
- 丸暗記不要!!「~ed」と「~ing」の違いを理論的に理解して、応用できるようになる!!
- 周りの英語学習者に差をつけることができる!!
この記事はフィリピン、カナダと留学を経験し、現オーストラリア在住の海外経験豊富な筆者が書きました!
現地でネイティブ達と接した経験を踏まえて、役立つ英語情報をお伝えしています!
それでは、今回のテーマにいきましょう!
「-ed」は”感情”や”状態”・「-ing」は内容や性質の”説明”
「-ed」と「-ing」は下記のように区別することで使い方を理解することができます。
【”-ed/-ing”の違い】
- “-ed”ー”感情”や”状態”を表す
- “-ing”ー対象物(=もの・人)の”内容・性質の説明”
“-ed”は文法上、受け身で使われます。例えば”excited”という単語は『興奮させられている』という状態を表します。
一方で”-ing”には受け身の意味はなく、能動的な意味を持ちます。したがって”exciting”は『わくわくさせるような』という内容や性質を表す表現となるのです。
※私が興奮させられているという”状態”
※テレビ番組が興奮させるようなものだったという”内容の説明”
“-ed”か”-ing”の区別は主語を見ても判別できない!
英語の文法書には、『”-ed”は人が主語、”-ing”は物・事柄が主語の際に使われる』と解説されている場合が非常に多くあります。
しかし、実は、人物の性質を表す場合には人が主語であっても”~ing”を使うことができるのです。
【『人』が主語でも”-ing”を使える場合】
→人物の性質を表す場合
例)He is boring.
※彼が人を退屈にさせるような人物であるという性質を述べている
その他に”she is annoying(彼女は他人をイライラさせるような人物だ)”や”My mom is scaring(僕のママはとっても怖い人なんだ)”など、人が主語であっても”-ing”を使うことができます。

“-ed”と”-ing”の区別には、主語に注目するのではなく、感情・状態を表しているのか、対象物の内容・性質の説明なのかに注目するようにしましょう。
形容詞「-ed」と「-ing」を正確に使い分けよう!!
今回は【形容詞「-ed」と「-ing」の違いを徹底解説!】として、”-ed”と”-ing”の区別の仕方について解説してきました。
形容詞”-ed”と”-ing”は英語学習者であれば誰しもがつまずくポイントでもあります。
しかし、ここをしっかりと理解していくことで、今後の英語学習に大きな影響を与えることでしょう。
今回ご紹介したことをしっかり理解して、今後の英語学習に役立ててくださいね。
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